2007年 01月 22日
椎間板ヘルニア
|
その時々で、人気のある犬種がありますが、ここ数年は圧倒的に小型犬ですね。
その中で、常に人気上位を維持しているのが、ミニチュアダックスフンドです。
我が家にも、10歳になるパスタ(♀)がいます。
年明け早々の朝のことです。
嬉しそうに飛び跳ねながら駆けてきたパスタが、突然「ひゃん!」。
そのまま腰を落として動かなくなってしまいました。
しばらく様子を見ていたのですが、どうも腰を傷めた様子です。
「・・・・・。」
頭をよぎったのは、「椎間板ヘルニア」という病気です。
背骨を構成する骨と骨をつなぎ合わせている円盤状の軟骨を椎間板といいます。
「椎間板ヘルニア」は、この椎間板が老化や、無理な運動によって背骨の中を走っている脊髄(せきずい)神経を圧迫することによっておこります。
特に、ダックスは胴が長いので、背骨に負担がかかりやすく、この病気になりやすい傾向があります。(その他にも、ビーグル、シーズーなども多いといわれています。)
症状が軽ければ、「抱き上げようとするとどこか痛がる、動きたがらない、階段の昇り降りがしづらい。」といったものから、
ひどくなると麻痺(まひ)状態に陥り、腰が抜けたようになったり、頚椎(けいつい)のヘルニアでは四肢が全く動かなくなったりもします。
治療は、軽いものでは安静と消炎剤の投薬を行います。しかし、「麻痺(まひ)」に近い状態の場合は、早急な外科処置が必要になります。
病気の場所を特定するためには、詳しい身体検査や、レントゲン検査(脊髄造影検査が一般的ですが、CTやMRIの検査も場合によっては行います)が、事前に必要です。
パスタは、幸い、お薬を数日のんだだけで快方に向かいました。
中には麻痺(まひ)が残り、介護が必要になる場合も少なくありません。
日頃から
体重管理に気を配る。
脊椎に負担がかかる抱き方、運動には気をつける。
床材はすべったりしない、しっかり足を踏み込めるもの選ぶ等
気をつけてあげてください。
その中で、常に人気上位を維持しているのが、ミニチュアダックスフンドです。
我が家にも、10歳になるパスタ(♀)がいます。
年明け早々の朝のことです。
嬉しそうに飛び跳ねながら駆けてきたパスタが、突然「ひゃん!」。
そのまま腰を落として動かなくなってしまいました。
しばらく様子を見ていたのですが、どうも腰を傷めた様子です。
「・・・・・。」
頭をよぎったのは、「椎間板ヘルニア」という病気です。
背骨を構成する骨と骨をつなぎ合わせている円盤状の軟骨を椎間板といいます。
「椎間板ヘルニア」は、この椎間板が老化や、無理な運動によって背骨の中を走っている脊髄(せきずい)神経を圧迫することによっておこります。
特に、ダックスは胴が長いので、背骨に負担がかかりやすく、この病気になりやすい傾向があります。(その他にも、ビーグル、シーズーなども多いといわれています。)
症状が軽ければ、「抱き上げようとするとどこか痛がる、動きたがらない、階段の昇り降りがしづらい。」といったものから、
ひどくなると麻痺(まひ)状態に陥り、腰が抜けたようになったり、頚椎(けいつい)のヘルニアでは四肢が全く動かなくなったりもします。
治療は、軽いものでは安静と消炎剤の投薬を行います。しかし、「麻痺(まひ)」に近い状態の場合は、早急な外科処置が必要になります。
病気の場所を特定するためには、詳しい身体検査や、レントゲン検査(脊髄造影検査が一般的ですが、CTやMRIの検査も場合によっては行います)が、事前に必要です。
パスタは、幸い、お薬を数日のんだだけで快方に向かいました。
中には麻痺(まひ)が残り、介護が必要になる場合も少なくありません。
日頃から
体重管理に気を配る。
脊椎に負担がかかる抱き方、運動には気をつける。
床材はすべったりしない、しっかり足を踏み込めるもの選ぶ等
気をつけてあげてください。
by yamase_vet
| 2007-01-22 11:36
| dogs