2006年 07月 25日
野外民族博物館リトルワールド
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6月のよく晴れた日、子供達といっしょに
野外民族博物館リトルワールドに行ってきました。
こちらの施設は、数年前から犬の入館受け入れをしています。
この日、我が家のワンコはお留守番でしたが、犬連れスポットとしては、はたしてどうなの?と、チェックしてきました。
1日世界旅行がキャッチフレーズのリトルワールドは、室内展示室の他、一周2.5㎞の周遊路に沿って、世界の民家を移築、復元してあります。
この施設に、ワンちゃんと一緒に入るためには、まず誓約書にサインする必要があります。
誓約書の内容は、一般的なマナーを守るということの他、立ち入り禁止区域を厳密に規定しています。
建物内部の他、野外ホール、チビッコ広場、芝生(すべて!)、そして園内を走るバスにも乗ることができません。
たとえば、途中で雨がふりだしたり、歩き疲れたとしても、ワンちゃん連れではバスに乗ることができません。
芝生の広場も、ワンちゃんといっしょに遊んだり、くつろいだりはできません。こういった背景には、犬連れ利用者のマナーの悪さがあるようです。
芝は、おしっこをしてそのままにしておくと、枯れてしまいます。
排泄を犬まかせにして、コントロールできない飼い主さんも多いようです。現状では、しかたないことだとは思いますが、園内を見渡すと、ワンちゃんとゆっくり休めるところがあまりないというのが、正直な印象です。
屋外の飲食コーナーは、利用可能です。(誓約書参照)
この日、梅雨の合間のよく晴れた暑い日だったこともあり、ワンちゃんは写真のM・ダックスしか見かけませんでした。
道路は、舗装されているので、かなり暑かったはずです。
園内には、犬用トイレが設置されています。
すべて人のトイレのすぐ横です。
トイレといっても、特別な設備があるわけではありません。
排泄物は持ち帰る、おしっこは水で流しておくようにしましょう。
全体の印象としては、ワンちゃんとなにか積極的に何かして楽しむようなタイプの施設ではないように思います。
ワンちゃん連れだと、制約が多く、じっくり見学というわけにはいかないでしょう。
ただ、ワンちゃんといっしょに入れる施設は貴重です。
病院周辺の環境は、車社会で、お散歩中もあまり人と会うことがありません。
子犬で来院していただいた際に、社会性を育てることの大切さをお話させていただきますが、日常のお散歩だけではなかなかうまくいきません。
こういった施設を上手く利用するのも、よいのではないでしょうか。
ただ、暑い時期はお薦めできない施設です。
■野外民族博物館リトルワ−ルド 犬山市今井成沢90ー48
営業時間 : 9:30〜17:00(3月〜11月)
※GW及び夏休みは一部ナイター営業あり
9:30〜16:00(12月〜2月)
休館日 : 12月31日と12〜2月の水、木曜日(年始及び祝日は開館)
入館料 : 幼児300円 小中学生600円
高校生留学生1000円 65歳以上1200円
大人大学生1600円 ※各種割り引き有り
駐車場 : 収容台数1600台 乗用車800円(12月〜2月は500円)
その他 : 年間を通して各種イベントあり。民族衣裳の試着(有料)が
人気ですが、衣裳試着時にワンちゃんを抱いたりはできません。
マナー低下によっては、予告なく愛犬との入館を中止する場合が
あるそうです。事前にご確認ください。
*ここがポイント!
社会経験の一貫として、ちょっと気分を変えたお散歩(ハイキング?)の延長としては、お薦めです。ただ、犬連れは行動の制約が多いので、それをよく理解した上で利用しましょう。
暑い時期は、ゆっくり涼める場所もなく、鋪装した道はかなり熱くなるためお勧めできません。
イベントによっては、大きな音があふれ雑多な雰囲気になります。ワンちゃんの気質にあわせて、無理をさせないように。一度恐い思いをすると、お出かけ自体を嫌がるようになるかもしれません。ワンちゃんにとって楽しかったと思える経験を積み重ねることが、社会性をのばすために一番大切なことです。
*持ち物
リードの他、ワンちゃん用の飲み水、うんちをいれるビニール袋、消臭剤、排泄が少々不安ならペットシーツ(舗装した上で失敗した時に、シーツで吸って、水をかけ、さらに吸って、最後に消臭剤をかけておく。)、子犬なら、必ずご褒美のおやつやおもちゃ等も持参しましょう。これは、お出かけ時の最低限の持ち物です。
犬連れおでかけは、子連れといっしょで荷物が多くなるものなのです。
野外民族博物館リトルワールドに行ってきました。
こちらの施設は、数年前から犬の入館受け入れをしています。
この日、我が家のワンコはお留守番でしたが、犬連れスポットとしては、はたしてどうなの?と、チェックしてきました。
1日世界旅行がキャッチフレーズのリトルワールドは、室内展示室の他、一周2.5㎞の周遊路に沿って、世界の民家を移築、復元してあります。
この施設に、ワンちゃんと一緒に入るためには、まず誓約書にサインする必要があります。
誓約書の内容は、一般的なマナーを守るということの他、立ち入り禁止区域を厳密に規定しています。
建物内部の他、野外ホール、チビッコ広場、芝生(すべて!)、そして園内を走るバスにも乗ることができません。
たとえば、途中で雨がふりだしたり、歩き疲れたとしても、ワンちゃん連れではバスに乗ることができません。
芝生の広場も、ワンちゃんといっしょに遊んだり、くつろいだりはできません。こういった背景には、犬連れ利用者のマナーの悪さがあるようです。
芝は、おしっこをしてそのままにしておくと、枯れてしまいます。
排泄を犬まかせにして、コントロールできない飼い主さんも多いようです。現状では、しかたないことだとは思いますが、園内を見渡すと、ワンちゃんとゆっくり休めるところがあまりないというのが、正直な印象です。
屋外の飲食コーナーは、利用可能です。(誓約書参照)
この日、梅雨の合間のよく晴れた暑い日だったこともあり、ワンちゃんは写真のM・ダックスしか見かけませんでした。
道路は、舗装されているので、かなり暑かったはずです。
園内には、犬用トイレが設置されています。
すべて人のトイレのすぐ横です。
トイレといっても、特別な設備があるわけではありません。
排泄物は持ち帰る、おしっこは水で流しておくようにしましょう。
全体の印象としては、ワンちゃんとなにか積極的に何かして楽しむようなタイプの施設ではないように思います。
ワンちゃん連れだと、制約が多く、じっくり見学というわけにはいかないでしょう。
ただ、ワンちゃんといっしょに入れる施設は貴重です。
病院周辺の環境は、車社会で、お散歩中もあまり人と会うことがありません。
子犬で来院していただいた際に、社会性を育てることの大切さをお話させていただきますが、日常のお散歩だけではなかなかうまくいきません。
こういった施設を上手く利用するのも、よいのではないでしょうか。
ただ、暑い時期はお薦めできない施設です。
■野外民族博物館リトルワ−ルド 犬山市今井成沢90ー48
営業時間 : 9:30〜17:00(3月〜11月)
※GW及び夏休みは一部ナイター営業あり
9:30〜16:00(12月〜2月)
休館日 : 12月31日と12〜2月の水、木曜日(年始及び祝日は開館)
入館料 : 幼児300円 小中学生600円
高校生留学生1000円 65歳以上1200円
大人大学生1600円 ※各種割り引き有り
駐車場 : 収容台数1600台 乗用車800円(12月〜2月は500円)
その他 : 年間を通して各種イベントあり。民族衣裳の試着(有料)が
人気ですが、衣裳試着時にワンちゃんを抱いたりはできません。
マナー低下によっては、予告なく愛犬との入館を中止する場合が
あるそうです。事前にご確認ください。
*ここがポイント!
社会経験の一貫として、ちょっと気分を変えたお散歩(ハイキング?)の延長としては、お薦めです。ただ、犬連れは行動の制約が多いので、それをよく理解した上で利用しましょう。
暑い時期は、ゆっくり涼める場所もなく、鋪装した道はかなり熱くなるためお勧めできません。
イベントによっては、大きな音があふれ雑多な雰囲気になります。ワンちゃんの気質にあわせて、無理をさせないように。一度恐い思いをすると、お出かけ自体を嫌がるようになるかもしれません。ワンちゃんにとって楽しかったと思える経験を積み重ねることが、社会性をのばすために一番大切なことです。
*持ち物
リードの他、ワンちゃん用の飲み水、うんちをいれるビニール袋、消臭剤、排泄が少々不安ならペットシーツ(舗装した上で失敗した時に、シーツで吸って、水をかけ、さらに吸って、最後に消臭剤をかけておく。)、子犬なら、必ずご褒美のおやつやおもちゃ等も持参しましょう。これは、お出かけ時の最低限の持ち物です。
犬連れおでかけは、子連れといっしょで荷物が多くなるものなのです。
by yamase_vet
| 2006-07-25 11:15
| dogs