2006年 03月 16日
シンシアが残してくれたもの
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昨日の朝刊で、介助犬を引退したばかりだったシンシアの死を知りました。
昨年末、引退したシンシアが、そのまま後輩の介助犬エルモを迎えた木村家で暮らしていることを知って、とてもうれしかったことを思い出します。
これまで、補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)とくらしてきた多くの人が、引退した犬と引き続き一緒にいること望み、そして諦めてきました。
現状がどうなっているのかは、勉強不足のためわからないのですが、通常あたらしい補助犬を迎えるためには、引退した犬を手放さなければならなかったのでは・・。
でも、今回のことで
育成団体が、引退犬との同居を前提としたかたちで補助犬の選択ができ
導入時の助言、フォローアップさえしっかりできれば
引退犬と暮らし続けることは、まったくの夢物語りではないのだと
多くの人が感じただろうと思います。
もちろん、引退犬といっしょにいるための日常の世話、経済的な負担など現実的な問題も多くあるので、事情がゆるせば・・ということになるでしょう。
それでも、以前のことを思えば、すごいことです。
シンシアは、有形無形の色々なものを残してくれました。
身体障害者補助犬法も、そのひとつです。
引退してからも、こうやって希望の種をひとつ残していってくれたシンシア。
心から御冥福をお祈りします。
ありがとう。シンシア。
シンシアのことをもっと知りたいひとは、毎日新聞 介助犬シンシア
身体障害者補助犬法、介助犬については、介助犬アカデミー
昨年末、引退したシンシアが、そのまま後輩の介助犬エルモを迎えた木村家で暮らしていることを知って、とてもうれしかったことを思い出します。
これまで、補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)とくらしてきた多くの人が、引退した犬と引き続き一緒にいること望み、そして諦めてきました。
現状がどうなっているのかは、勉強不足のためわからないのですが、通常あたらしい補助犬を迎えるためには、引退した犬を手放さなければならなかったのでは・・。
でも、今回のことで
育成団体が、引退犬との同居を前提としたかたちで補助犬の選択ができ
導入時の助言、フォローアップさえしっかりできれば
引退犬と暮らし続けることは、まったくの夢物語りではないのだと
多くの人が感じただろうと思います。
もちろん、引退犬といっしょにいるための日常の世話、経済的な負担など現実的な問題も多くあるので、事情がゆるせば・・ということになるでしょう。
それでも、以前のことを思えば、すごいことです。
シンシアは、有形無形の色々なものを残してくれました。
身体障害者補助犬法も、そのひとつです。
引退してからも、こうやって希望の種をひとつ残していってくれたシンシア。
心から御冥福をお祈りします。
ありがとう。シンシア。
シンシアのことをもっと知りたいひとは、毎日新聞 介助犬シンシア
身体障害者補助犬法、介助犬については、介助犬アカデミー
by yamase_vet
| 2006-03-16 15:01
| 徒然の記