2006年 11月 21日
にゃんとも困った!冬はおしっこ要注意!
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寒くなってきました。
この季節になると多くなるのが、膀胱炎や腎不全といった泌尿器関連の病気です。
この病気、圧倒的にネコちゃんに多いんです。
ということで、ここではネコちゃんに関してのお話です。
もともと猫の祖先が乾燥した地方で
生活していたためか
彼らは普段あまり水を飲みません。
寒くなると活動量が減ることもあり
ますます水を飲まなくなります。
そのため、おしっこが非常に濃くなりがちです。
結果、おしっこの性状が変化し
中に含まれるミネラル成分が結晶化しはじめます。
いわゆる「ストラバイト」という砂状の結晶です。
これは、オスでもメスでも同じようにできるのですが
オスは尿道が細いため結晶がつまりやすく、特に注意が必要になります。
原因は・・・
・マグネシウムを多く含む食事
・トイレ環境(猫がトイレを気に入らないと、おしっこを我慢してしまいます。)
・何らかのストレス
など様々な要因が重なって起きるようです。
経験的には、太ったネコちゃんにこの病気が多いようにも思われます。
もちろん、ネコちゃんの泌尿器に関する病気はいろいろあるので
原因に合わせた治療や予防を行なうことが大切です。
その中でも「尿石症」は若いネコちゃんに
「腎不全」は中〜高齢のネコちゃんに特に多い症状です。
日頃からおしっこの状態、お水を飲む量などに気をつけるようにしましょう。
■尿石症の主な症状(若いネコちゃんに比較的多い)
・ 何回もトイレにいく
・ トイレ以外で粗相する
・ 尿が出にくい(量が少ない、痛がる)
・ 尿が少しピンク色をしているみたい(血尿)
・ 元気や食欲がなく、嘔吐する
■腎不全の主な症状(中〜高齢のネコちゃんに多い)
・ お水をたくさん飲む
・ トイレに行く回数が増えた。一回のおしっこの固まりが大きい
・ 便秘ぎみ(腎臓の機能低下によって、体が脱水するため)
・ 食欲がなく、痩せてくる
・ 口が臭い
以上のような症状が疑われたら、まずは病院で診察を受けるようにして下さい。
場合によっては、命に関わるほど病状が進行している時もあります。
何ごとも早めの治療や予防が大切です。
この季節になると多くなるのが、膀胱炎や腎不全といった泌尿器関連の病気です。
この病気、圧倒的にネコちゃんに多いんです。
ということで、ここではネコちゃんに関してのお話です。
もともと猫の祖先が乾燥した地方で
生活していたためか
彼らは普段あまり水を飲みません。
寒くなると活動量が減ることもあり
ますます水を飲まなくなります。
そのため、おしっこが非常に濃くなりがちです。
結果、おしっこの性状が変化し
中に含まれるミネラル成分が結晶化しはじめます。
いわゆる「ストラバイト」という砂状の結晶です。
これは、オスでもメスでも同じようにできるのですが
オスは尿道が細いため結晶がつまりやすく、特に注意が必要になります。
原因は・・・
・マグネシウムを多く含む食事
・トイレ環境(猫がトイレを気に入らないと、おしっこを我慢してしまいます。)
・何らかのストレス
など様々な要因が重なって起きるようです。
経験的には、太ったネコちゃんにこの病気が多いようにも思われます。
もちろん、ネコちゃんの泌尿器に関する病気はいろいろあるので
原因に合わせた治療や予防を行なうことが大切です。
その中でも「尿石症」は若いネコちゃんに
「腎不全」は中〜高齢のネコちゃんに特に多い症状です。
日頃からおしっこの状態、お水を飲む量などに気をつけるようにしましょう。
■尿石症の主な症状(若いネコちゃんに比較的多い)
・ 何回もトイレにいく
・ トイレ以外で粗相する
・ 尿が出にくい(量が少ない、痛がる)
・ 尿が少しピンク色をしているみたい(血尿)
・ 元気や食欲がなく、嘔吐する
■腎不全の主な症状(中〜高齢のネコちゃんに多い)
・ お水をたくさん飲む
・ トイレに行く回数が増えた。一回のおしっこの固まりが大きい
・ 便秘ぎみ(腎臓の機能低下によって、体が脱水するため)
・ 食欲がなく、痩せてくる
・ 口が臭い
以上のような症状が疑われたら、まずは病院で診察を受けるようにして下さい。
場合によっては、命に関わるほど病状が進行している時もあります。
何ごとも早めの治療や予防が大切です。
by yamase_vet
| 2006-11-21 14:39
| cats